2007年10月19日
オススメ本です
テレビ番組で講演の様子を見ても、水谷先生の言葉にはまったくムダな言葉がありません。だから、内容の一部を紹介しようと思っても、“はしょる”言葉がありません。
(だから、その箇所は全部載せてみることにしました)
先生の言葉に、聞いて(読んで)いるうちに、
『じゃあ、私に何ができるんだろう?』っと考えさせられます。
誰かから話を聞いて、『いいお言葉をいただきました』っていう感想じゃぁダメなんじゃないかな?
って思います。
それが本当に『いい話』で号泣しながら感動したって、
実際に自分で体験し、自分で感じなければ、
間にある脳をワープ(笑)して右耳から左耳へ流れていくようなもの・・・。
ちょっとしたことでイライラしたり、爆発しそうになったりする私。
水谷先生のいうように、ちょっと目をつぶってみようと思いました。
子ども達にも、ちょっと前まで子ども達だった人にも、昔、子どもだった方も、
ぜひ一度読んでください。
“あおぞらの星”夜回り先生と考える 水谷 修 日本評論社より
『なんくるないさ』
私は、よく目をつぶる人間です。
でも、それは決して眠るためではありません。
講演の途中でも、子どもたちからの相談のメールや電話を受けている時でも、
直接子供や誰かと話している時でも、よく目をつぶります。
なぜだかわかりますか。
きっと多くの子どもたちは、『深くものを考えたいからだ』、そう思うかもしれません。
でも、違います。
まったく逆です。考えることを、悩むことをやめて、素直になりたいからです。
君たちのまわりを、ちょっと見渡してごらん。
きっと、いつも一生懸命にただひたすら話続ける大人がいると思います。
君たちの親かもしれません。あるいは先生かもしれません。
彼らの顔を見てごらんなさい。目は大きく見開かれ、耳をそばだて、そして、口からは
無数のことばが出てきているはずです。
しかも、なんの意味もない、効果もない、でも君たちを傷つけることばばかりが
機関銃のように。君たち自身も、誰かに何かを必死で伝えようとすると、
こうなっていませんか。
では、その時、目はなぜ見開かれているのでしょう。
それは不安だからです。
相手が自分のことばにどう反応するのか、見極めたいからです。
耳をそばだてるのも、限りなくしゃべり続けるのも、同じ理由からです。
むなしい、哀しい、そしてつらい時だけが過ぎていきます。
あとには、何も残りません。残ったとしても、それは、哀しみや怒り、
憎しみやつらさだけでしょう。
水谷は自分のこころが、怒りや哀しみでつらくて、相手にぶつかりそうになった時、
こころが爆発しそうになった時、いつも目をつぶります。
そして、大きく息を吸う。それから、亡くした子どもたちの顔や、今までに見た
美しい景色を思い浮かべます。
さらに、自分のこころに『なんくるないさ』と一度だけ呼びかけます。
『なんてことはない。心を汚さず、素直に。きっとわかってもらえる、
きっと優しく触れ合える』と自分自身に言い聞かせながら。
子どもたち、お願いです。
怒りや憎しみが湧いてきたとき、哀しみやつらさに押しつぶされそうになった時、
目をつぶりませんか。決して意識を集中して考えるためではなく、自分の心の中にある、
いろいろな美しい思い出を思い起こすために。
そして自分に『なんくるないさ』、といってあげてくれませんか。
『なんくるないさ』は、沖縄のことばですが、私がもっとも好きなことばです。
繰り返しこころにいえばいうほど、力が湧いてきます。
こころが素直に、そしてきれいになっていきます。
子どもたち、お願いです。
1日のうちで、目をつぶり何も考えず、落ち着く時間をつくってください。
何か、つらいことが思い出されてきたら、その時は『なんくるないさ』とこころに
いってあげてください。
まずは、今、やってごらん。きっとその大切さがわかります。
水谷 修
Posted by おひつ at 10:55│Comments(0)


































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