2007年12月25日

インドの寓話

ある本に、こんなのが載ってました。


『 インドの古い寓話に、一本の木に止まった二羽の鳥の話がある。
これは、私達のなかにある不安感をよく表している。


上のほうの枝に止まっていた一羽は、自分の周囲で起こるすべてのことに対して平静を保ち、穏やかな黙想をめぐらせていた。

 もう一羽は、落ち着きなく枝から枝へと飛び移り、果実を味わっていた。
甘い実に当たると大喜びで歓声を上げ、酸っぱいとうんざりして失望した。

 あるとき、落ち着きのない鳥は、もう一羽の鳥の平穏さの秘密を知りたいと思った。
 だが、新しい果実が目に入るやそちらに気をとられ、そんな思いはすぐに忘れてしまった。
 そうして、彼はあちらこちらと飛び回りつづけた。
瞬間ごとに、甘い果実から酸っぱい果実へ飛び移り、大得意になったかと思うとがっかりしたり、
笑ったかと思うと泣いたりしていた。
甘い実ばかりを探し求めていた彼は、甘い実の後には必ず酸っぱい実がくるのだと自分を納得させた。
自分の行動に関係なく、酸っぱいものは必ず甘いものの後についてくるのだと。
彼は救いを求める気持ちで、上方の穏やかな鳥を見上げたが、すぐにまた、やぶれかぶれの探索に戻るしかなかった。

 だが、あるとき口一杯に酸っぱい実を押し込んでしまった彼は、ついに我慢できなくなった。
転機を迎えたのだ。
彼はここで、まったく違う道を選択するか、そうでなければ正気を失うしかなかった。
そこで彼は、上にいる穏やかな鳥のほうに向かって飛んでいった。

 彼がおずおずと近づいていく瞬間、奇跡が起こった。
 下で甘い実を追い求めていた鳥は、ずっと自分の上にいた穏やかな鳥が自分自身であったことに気づいたのだ。
彼はただそれを見ようとしなかったのだ。
幻想のなかで、彼は二羽の別々の鳥がいると思っていた。
だが、今彼はわかった。
いるのはただ一羽の鳥、自分自身だけであることが。
 あのやぶれかぶれの探索は幻想のなかで行われていたことに気づき、
彼自身が素晴らしい鳥であったことを悟ったこの鳥は、もう興奮や悲嘆を超越していた。
彼はもはや、外部に幸せを探求しなかった。
真の彼自身が、幸せそのものだったのだ。



上へ昇る道や、本来の自分に戻る道を探したい衝動は必ずあなたとともにある。
条件づけされた思考の向こう側には、真の自分の思考が確かに存在している。
そのことに気づけば、あなたは大きな躍進を果たすのだ。』



なんだか、この話、イイ♪と思った。
動く映像で観たい気がする・・・・。
誰か作れンね?(笑)

この記事へのコメント
なるほど…ふむふむ

なぬ…???
動く映像で…ムムムッ

そんじゃあ、オイラが作ろうかっ!

…粘土で(笑) ← 動かんですら~(泣) 
Posted by candyballcandyball at 2007年12月25日 19:55
メリークリスマス!candyballさん(*^∇^*)ノ
出来るんですか!?
○んちょうになる粘土は止めてね(笑)

期待して待ってます!(笑)
Posted by おひつおひつ at 2007年12月25日 23:27
イシュ・パテルという人のアニメーション作品で「パラダイス」というのがあります。その作品が入ったDVDが出ています。作家と作品名で検索してみてください。
Posted by たかさん at 2008年04月06日 14:29
たかさん さん。いらっしゃいませ(*^∇^*)ノ
イシュ・パテルさんのアニメーション“パラダイス”見させていただきました。
色使いがとっても繊細で美しかったですね~。

ただ、ちょっと分からないところがあったので( ̄▽ ̄;A
すいませんもしよろしければ、解説していただけますか?
あのおっちゃんは誰!?とか、鳥たちについてなどなど~。
Posted by おひつおひつ at 2008年04月07日 00:59